未来のアーティストを育むアトリエ HOTサンダルプロジェクト

2023年度

「HOTサンダルプロジェクト2023」入島式を行いました

2012年から始まり、今年で12年目となるHOTサンダルプロジェクト。
今年は、10名の学生が島に滞在し、8月9日~8月24日の約2週間、島の方々との交流を行いながら、豊かな自然あふれる島の中で制作します。(本島へ3名、広島へ3名、小手島へ4名滞在します。)

8月9日には、本プロジェクト参加学生を歓迎する「入島式」を丸亀港合同待合所にて行いました。
入島式で温かく歓迎された学生たちは、これから始まる島での生活にワクワクした様子でした。
滞在期間中は、ワークショップや制作した作品の発表会など様々なイベントを開催予定です。

ワークショップを行いました

8月10日にワークショップを行いました。

午前中は、本島コミュニティセンターにて、香川大学学生プロジェクト「KAGAWA Maker」さんによる「和三盆づくり&試食会ワークショップ」を実施しました。
専用の木型使って和三盆糖を押し固め、それぞれが好きな形の和三盆を作りました。完成後は、参加者で試食会を行い、学生と島の人々が交流を深めることができました。

午後は、広島市民センターにて、過去のHOTサンダルプロジェクト参加者で、現在丸亀市の広島、手島に移住している卒島生による「青木石とシーグラスを使った光るオブジェを作るワークショップ」を実施しました。
ワークショップでは、参加者同士で協力しながら、青木石とシーグラスをうまく組み合わせたオブジェを制作し、最後にそれぞれが作ったオリジナルのオブジェに明かりを灯した鑑賞会を行いました。

作品発表会を行いました

8月23日に作品発表会があり、学生の皆さんが制作作品の発表を行いました。
発表会には、たくさんの島民の皆さまが来て下さり、講師として、過去のHOTサンダルプロジェクト参加者であり、現在島へ移住している卒島生の斎藤 茉莉さん、田嶋 里菜さん、高橋 周平さんもご参加くださいました。

発表会では、学生の視点から見た島の魅力や制作作品に対する想いを島民の皆さんに伝えることができました。また、講師の方々から講評をいただいたことで、技法や表現方法について新たな学びがあったことと思います。

学生と島民の皆さんが作品を通して交流を深められた1日となりました。

卒島式を行いました

8月24日には、本プロジェクト参加学生の送別式典である「卒島式」を丸亀市役所合同待合所にて行いました。
約2週間の滞在生活のなかで、島ならではの美しい自然を感じ、島民の方々と交流を深めながら、それぞれが魅力あふれる素晴らしい作品を作り上げることができました。

第2のふるさととして、丸亀市や島々へいつかもう一度遊びに来てくれると嬉しいです。